おいだき(追焚き)
私が小さかった頃に、田舎でお風呂を呼ばれたときには、まだ練炭で沸かすお風呂でした。もっと昔は、薪をくべていたと思います。そうして風呂の外から火を起こし薪をくべて、パチパチと薪のはぜる音、ほのかな煙を伴いながら、冷めた湯を適温にすることをいうのだと思います。そこから冷めたお湯を沸かしなおすことをいうのでしょうか。
おうがのほおづえ(横臥の頬杖)
横になって肘を床につき、手のひらで頬骨あたりを支えて枕とする、くつろぎ方。この時、顔の皮膚が圧迫されることが長い目で見てシミの原因になるのではないだろうか。気を付けよう。
おうだんほどう(横断歩道)
アスファルトで舗装された自動車の行き交う車道を、人が安全に横断することを目的にして、まず信号機を設置する。その信号機によって一定時間ごとに自動車の流れを強制的に中断させる。その際に一時的に車道の一部を人が横断することが可能な歩道とみなす。そのみなし歩道を明示するために車道上に引かれた梯子状の白線の帯を横断歩道と呼ぶ。
おーいーえむもととおーいーえむさき(OEM元とOEM先)
OEMとは、発注者(商標権者)と製造者双方にとっての「オリジナル性」が生み出される関係であることが実際であり、「oem元」とは、製造者。「oem先」とは、発注者(商標権者)を表す。OEM元とOEM先の用語解説へのリンク
おーえーふろあー(OAフロアー)
床面に一定の空間を確保して電気配線を埋設するための工夫を凝らしたもの。施工方法は幾通りもあるが、例えば、正方形で組み合わせ式の土台を並べて床を数センチかさ上げした上に、じゅうたん地を植え込んだタイル状のゴム板を敷き詰めるもの。必要な箇所のゴム板を外しながら作業を進めることで、床下に見苦しくない配線を容易に実現できる。OAフロアーの用語解説へのリンク
おおくとおおく(多くと大く)
多くとは量が多いことを言う。数値化して捉えやすい多さは多くという。数値化して捉えにくい多さは大きいという。ゆえに数値化して捉えにくい多さを「おおく」という場合には「大く」と書くに違いない。多くと大くの用語解説へのリンク
おおふねぼこ(大舩鉾)
大舩鉾の用語解説へのリンク
おくりもの(贈り物)
こころを込めて相手に渡すもの。贈り物の用語解説へのリンク
おこのみやき(お好み焼き)
お好み焼きの用語解説へのリンク
おこのみやきぶんかけん(お好み焼き文化圏)
おこのみやきだけを晩ご飯とする食文化が息づいている地域をいう。大阪府。京都市。お好み焼き文化圏の用語解説へのリンク
おしだまる(推し黙る)
相手の気持ちを推し量って黙ることをいう。推し黙るの用語解説へのリンク
おしすすめる(押し進める)
腕力や資金力で圧倒したり、数の力に驕るなどして民主的でない方法で強引に物事を進めることをいう。押し進めるの用語解説へのリンク
おしぼたん(押ボタン)
押すことで意思を伝えることができる部品。スライドボタンやプルボタンもあるため言い分ける必要もあるが、恐らく緊急時でも動作に迷いが起こらないように押ボタンという。
おしめり(御湿り)
程よい雨降りを、大地を潤すものとして肯定的に捉える語。「けっこうな─ ですね。」
おちつかない(落ち着かない)
あることに専念したいのに、別のことに対応しなければならず、時間が空回りすること。
おちゃうけ(お茶請け)
お茶請けの用語解説へのリンク
おちゃらけ
強引に無理を通す態度を含む「ちゃらけ」に「お」を付けて毒気を取った言葉で、悪気のない冗談気。可笑しな態度。
おちゃらける
強引に無理を通す態度を含む「ちゃらける」に「お」を付けて毒気を取った言葉で、悪気なく冗談気を出す。可笑しな態度を取る。ふざけた態度を取ること。
おつきみ(お月見)
太陽は直視できないが、月を眺めることはできる。秋の夜長に月を見上げて心安らぐひと時を過ごすこと。
おてあらい(お手洗い)
便所のこと。用を足して最後に手を洗う。その直接的に付随する行為をもって、日常的に頻繁に起こる生理的な行為を済ませる場所を言い換えるという話法のひとつ。お手洗いの用語解説へのリンク
おぼしめし(思し召し)
「正々堂々とやって負けてかっこ悪いことあるかー!」の意。必要な努力を積み重ねても結果として実らないときもある。それでもそれは最終的に成功へとつながる通過点として、天が与えた試練と捉えるべき。その天の意志を思し召しという。
おまっちゃのくずじたて(お抹茶の葛仕立て)
お抹茶の葛仕立ての用語解説へのリンク
おみえになる(お見えになる)
尊敬する人が自ら姿を現わすことをいう。お見えになるの用語解説へのリンク
おもう(思う)
答えを求めずに脳をはたらかせること。思うの用語解説へのリンク
およびでない(お呼びでない。)
その場に呼ばれていないことを雰囲気で悟ること。
おりん
おりんとは仏壇の前に置く金属製の椀で木の細い棒でたたいて音を鳴らすために用いる。おりんの用語解説へのリンク
おんちゅうさま(御中様)
昔、伝聞によればNHK週刊こどもニュースという番組において、御中とはお城の城主に手紙を出す際に、〇〇城御中(おんなか)の〇〇殿という名宛にしたことに由来するとのこと。前段の真偽は定かではないものの、「〇〇会社御中 〇〇様」という表記は、「〇〇会社の中におられる〇〇様」という意味。御中とは誰でも良いという意味ではないため御中様は正式用法である。