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コーヒーミル・チューニング

ダイヤミルの鉄底カリタダイヤミルは、カリタ動輪ミルのように台座がありません。金属の底は四角く開いており、薄いシートを貼っている状態です。これは、たとえば穴の開いた机などにねじ止めして使い、場合によっては、木の受け箱を取り外して、さらに多くの豆を下で受けられるような仕組みを用意できる、拡張性を備えているというのでしょうか。

しかしそのためカリタダイヤミルを使って毎日コーヒー豆を挽くと、持ち運んだり、豆の粉を払ったりしている間に、底に貼られた薄いシートが破れたり、はがれたりすると思います。毎日使うものですから、そういうことに気を遣っているのも疲れます。そこで、鉄工所に頼んで、銅の板か、鉄の板で底を作ってもらおうかとも考えました。しかしオーダーメイドでは、いくらかかるか分かりません。

もともと、ダイヤミルと動輪ミルのどちらを買うべきか相当悩んだのです。カタログスペックでは、動輪ミルは高さ290mm、重さ5.5キロ、対してダイヤミルは、高さ240mm、重さ3.5キロです。重量があると縦回し式なのでハンドルを片手で回せるのではと期待しつつ、デザインでは機能美のダイヤミルが勝っているように思いますし、重厚感でいえば動輪ミルというところでしょう。

しかし、あさはかな考えでいくと、高さ50mm、重さ2.0キロ以上の底板(銅板などかっこいい)を取り付ければ、ダイヤミルでありながら、カタログスペックで動輪ミルを凌駕できるというものです。ただし50mmはすこし分厚すぎる観があります。

ねじ穴と、ねじ台座を取り付けたダイヤミルそこで、試作のつもりで、作ってみました。予算の関係で、ゴム板にしました。ホームセンターで縦150mm×横150mm、厚さ20mmのゴム板を買いました。ねじは、直径6mm長さ30mmのステンレスねじを購入。まずダイヤミルの底に貼っているシートをはがし、サンドペーパーで底面をきれいに磨きます。次にゴム板と同じ大きさの型紙にダイヤミルを載せて、ねじ穴をボールペンでトレースします。それをゴム板において、ポンチ穴開け器具で、表裏から同じ位置に穴を開けました。そうすることで、厚さ20mmのゴム板に、きれいなねじ穴を貫通させることが出来ました。

そうして、ゴム板の底には、ねじの皿の部分を納めるためのほぞを彫刻刀で、切りました。これで、ねじを締めこむと底板の完成です。ミルを載せて、蝶ねじで締めこみます。ダイヤミルにあるねじ穴は、鋳物なので、バリがあり若干棒ヤスリでねじ穴を調整しました。蝶ねじも、ダイヤミル本体に接触しないように削りこんであります。

完成品と棒やすり製作には、2時間〜3時間ほどかかるでしょうか。ゴム板でも、安定感抜群です。これが銅製だったら文句なしなのですが……。想像して下さい。スピーカーベースなどで真鍮の削りだしの製品がありますが、削りだし金属部品の魅力はオートバイの魅力に通じるものがあります。特に男性はそういう金属部品に心を熱くするものです。

銅や真鍮で、角が面取りされた黄金色の台座がダイヤミルに取り付けられていると、とても絵になります。しかし、このゴム製の台座であっても、写真の通り、一旦台座を取り付けると、もはや台座なしのダイヤミルなど考えることすらできないような気がします。

ちなみに、ダイヤミルは、豆を細挽きにする場合には、完全に片手だけで豆を挽くということは可能ではありません。もう一方の手を添える必要があります。しかし、浅炒り豆でなければ、中挽き(ミンチのような表現ですが)にすると片手で豆を挽くことができます。途中まれに、豆が歯に噛むことがありますが、その場合はハンドルを少し戻すとよいでしょう。

穴開けポンチこの、台座のアイデアは、2006年3月5日から、このウェブサイトにおいて、インターネット上に公開されています。私は鉄工所の方などが、このアイデアを元に自由に自社製品化されることを期待しています。なお、このウェブサイトにおいて広くアイデアが公開されているため、一部の事業者のみが、このアイデアを独占することは出来ません。

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