1. プチ焙煎について

プチ焙煎について

コーヒー豆

ある朝いつものようにコーヒーを沸かそうと考えて、はたと思い至りました。私はコーヒー豆を常に冷凍庫に保管しておき、飲むときに必要量だけカリタダイヤミルで挽いています。もしかして、飲む直前に少しだけ煎ってみてはどうだろうか。

早速コーヒー豆をフライパンに入れて2分ほど弱火で煎ってみました。菜箸でかき混ぜながらほんのわずかな時間煎るだけです。

この煎ったすぐの豆を、ダイヤミルのホッパーに入れて挽きます。その間にお湯を沸かしておくとちょうど豆を挽き終わるころに沸くのです。

ネルに入れた挽き豆にお湯を注ぐと、いつもよりも粉の膨らみが多いのがわかります。少しは効果がありそうです。すっかり抽出して味わってみました。

ネルにてコーヒー抽出の図

確かに、味にコクと深みが増すというと通のようですが、毎日飲んでいるコーヒーよりもおいしく感じます。コーヒーの焙煎については生豆を購入して自分でされる方も多くおられるようです。私の場合は、まだそこまで深みに至っていないのですが、このプチ焙煎は、ショップで取り寄せるオリジナルブレンドの豆や、そのショップ経由で購入できる豆の状態を、飲む直前に少しだけ整え直す作業ととらえても良いかもしれません。いわばコーヒー豆チューニングというところでしょうか。このプチ焙煎は、少しおすすめです。