1. 抹茶を愉しむ

抹茶を愉しむ

茶筅とお抹茶の箱

読書をしていて、どうしても眠たいことがあります。さっと気持ちを切り替えてリフレッシュするには、お抹茶が一番です。甘いお菓子をひとつ。そしてお抹茶。しかしお抹茶をいただくには、どうしても茶筅が必要です。きれいにお茶の粉をお湯に溶かすためにはあの竹の細い先端の束が必要だと思います。スプーンやお箸では、お茶がだまになって残り、うまく混ざりません。茶筅は大体2,000円から2,500円だと思います。上を見るとどこまでも値が張りますが、私など、庶民の嗜みですからこれでよいと思います。お椀に一杯分くらいのお湯は30秒もあれば沸きます。火を止めてすこしさまして、お抹茶の量はお好みでお椀に入れ、お湯を注いで、茶筅で混ぜます。「ちゃっちゃっちゃっちゃっ」と素早く手を動かして混ぜるのですが、一度テレビなどで映像をチェックされるとよいでしょう。表面に均一な細かい泡ができると合格です。最後はゆっくりそして、「しゅっ」と、茶筅をひきあげて完了です。お抹茶を飲んでも眠たい時は、10分ほど横になることです。目覚める時くらいに、ちょうど抹茶のカフェインが効いてすっきりとできます。