1. ネックウォーマー

ネックウォーマー

ネックウォーマーの図

ネックウォーマーとは、主に筒状で、伸縮性のある素材を用いた首巻き防寒具です。マフラーと違い、ほどけることがないため、オートバイや自転車に乗る人が冬の防寒具とするとよいです。二輪車に乗車しながらマフラーを着用すると危険です。ほどけたマフラーの端が車輪にからまって首が絞まり窒息する事故などもニュースで目にすることがありました。冬に二輪の乗り物に乗ると首が非常に寒いため、ネックウォーマーは必需品といえます。特に子供が自転車に乗る場合にはマフラーではなくネックウォーマーをおすすめします。

冬にオートバイに乗る際にネックウォーマーを装着するときにはネックウォーマーの端を噛みながらヘルメットを被ります。ネックウォーマーの上からヘルメットの紐をしっかりと締めます。そして噛んだ口を外します。これで完全に首がネックウォーマーに覆われた状態になり、風の冷たさを感じさせません。但し、薄手で専用のネックウォーマーでなければ安全具の正常装着を妨げることになりかえって危険な場合がありますので、自己責任においても行わないで下さい。

また、冬など就寝時にネックウォーマーを着用すると、首が温められて風邪をひきにくいです。特にのどが痛い風邪の初期症状が出ている時にはおすすめです。私の経験の範囲では、痛みをがまんして、イソジンうがい薬で、のどを消毒したあと、ネックウォーマーを着用して寝ると風邪の進行を抑えることができます。ただし、首を圧迫されているように感じるため慣れが必要ですし、ネックウォーマー自体が使い込まれて少しくたびれてきたくらいがちょうどよいフィット感をもたらすと思います。馴れてくると、冬の間は毎日ネックウォーマーをつけたまま寝るようにすると良いと思います。

冬に街を歩いても、あまり着用している方を見かけることがないため不思議です。きわめて実用的であり、洗濯して脱水すれば、10分程で乾きます。お勧めは、写真のように薄手でフリースのものです。