1. 宝が池子供の楽園2

宝が池子供の楽園:一時閉園

2年間の閉園を伝える門に取り付けられた看板はがれ落ちたコンクリート、露出した鉄筋子供の楽園が約2年間もの長期にわたり閉園されることになります。その事実を前に、子供を遊ばせるために、しばしば通い、その存在が空気のように当たり前になっていたことを改めて感じました。ゴールデンウイーク明けとなる2006年5月8日(月)から2年間の閉園中に、古くなった遊具の撤去、入れ替えや全面的な再整備が行われ、その過程で競輪場跡地の証であった観覧席も取り壊されるということです。

宝が池公園事務所への問い合わせでは、詳細について現場サイドでは、まだ掌握しきれていないものの、2008年3月末日までは閉園となり、公園にはその事実を告知する看板を設置していますということでした。

子供の楽園では、現状でも、一部側溝などの整備のために工事を行っています。あれだけ広い公園ですから、部分的に工事を行い、閉園することはないようにも思いますが、子供のための公園施設であるため、万が一の事故を防ぐ意味では、完全閉園もやむなしでしょうか。

競輪場跡地の証であった観覧席の老朽化という点では、確かに外観でコンクリートがはがれて鉄筋が一部露出した部分などもあります。しかし、京都新聞の記事による建設から60年近い歳月を経ているという事実に照らすと、何とも堅牢な観覧席であることに驚きます。