1. 若鮎もどき分析編

若鮎もどきの研究(分析編)

実証実験により、材料の分量について修正する必要があることが分かりました。まず、白玉粉を溶く水の量は、白玉粉50グラムに対して水50グラムとすると、白玉団子を作るような堅さになってしまいます。実証実験では水を60グラムにしたのですが、この場合逆に柔らか過ぎて最後の求肥の段階まで適度な堅さを得ることができませんでした。仮説として55グラムを提案したいと思います。つまり白玉粉1に対して1.1ということで定式化しておきましょう。また実証実験により、試作編で記載した分量だと求肥の甘さが足りないことが分かりました。求肥の配合は白玉粉50グラム。砂糖20グラム。水55グラム。蒸し時間20分。水飴大さじ1杯~2杯弱としておきます。最後の水飴で堅さを調節してもよいと思います。

若鮎もどきの研究
若鮎もどきの研究の説明 若鮎もどきの研究の写真
若鮎もどきの皮の実験では薄力粉40グラム。玉子1。砂糖10グラム。水12グラム。水飴大さじ1。としてみました。材料を一度にボールに入れてかき混ぜます。今回は泡立て器で5分ほどかき混ぜてみました。フライパンは薄く油をひき、弱火にします。 薄力粉40グラム。玉子1。砂糖10グラム。水12グラム。水飴大さじ1。 泡立て器を使って5分ほどかき混ぜます。 フライパンは薄く油をひき弱火にします。
材料に水飴を加えると、焼き上がりがしっとりすることが今回の実験で分かりました。しかし焼き目をみると、お好み焼きのような焼け方であり、全体が栗の皮のようにきれいな茶色に焼き上がる完成度を得られませんでした。皮については以後も研究を続けます。 スプーンですくって薄くのばします。 焼き上がった皮に求肥を挟みます。 試作第二弾の若鮎