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生麩もどきの研究(水分量研究編)その3

生麩とは、やわらかく、もち様の歯ごたえを持つ和食における上品な食材の一つです。生麩もどきを作るにあたって小麦粉を溶く「だし」の量をどれだけにすれば適切かを研究しましょう。ちなみに小麦粉100グラムに対して水300ccにすれば、それは「ういろう」になります。ういろうもどきも参考にして下さい。

生麩もどきの研究
生麩もどきの研究の説明 生麩もどきの研究の写真
薄力粉100グラムに対して「だし」の量を100ccとします。この100ccとは実際にはパイレックスの計量ガラスカップに100という方が適切でしょう。100では少し堅すぎるようです。 夜に蒸して朝まで置きます。 堅くほとんど弾力なし。 切り分けます。
だしに味付けをして煮た上で朝から夕方まで置いても生麩もどきの切り目の角がはっきりしています。ちょっと堅すぎます。 砂糖小さじ一、薄口醤油大さじ一、みりん小さじ一、酒大さじ一を加えます。沸騰したら火を止めます。 少し角が残る印象の盛りつけ 堅めで少し粉っぽい感じです。
薄力粉100グラムに対して「だし」の量を150とします。蒸し上がりは弾力があり良い感じに仕上がっています。 夜に蒸して朝まで置きます。 ほどよい弾力があります。 切り分けます。
だしに味付けをして煮た上で朝から夕方まで置くと、かども丸く、ほどよい柔らかさに仕上がっています。ベターというべきでしょう。結論としては、150から200の間で好みに応じて調整ということにしておきましょう。 砂糖小さじ一、薄口醤油大さじ一、みりん小さじ一、酒大さじ一を加えます。沸騰したら火を止めます。 生麩のような見た目 やわらかい食感です。