1. 腕時計

腕時計

腕にはめる時計。自動巻き機械式時計は人が時計を身につけて行動することでゼンマイに時を刻む動力が蓄えられるという魅力がある。また電波腕時計も、日付と曜日と正確な時刻を確認できて便利といえる。スマートフォンを持ち歩く習慣が身に付いても、やはり腕時計を忘れて出掛けると不便に感じる。朝、通勤電車に間に合うペースで駅に向かえているかを知るためにも、書類に日付を記入するときにも、予定を打ち合わせするときにも腕時計があれば時刻を簡単に確認できるためである。この現物確認の感覚は仕事を行ううえでも基本となっている。例えば住所を確認するときには公的郵便物の宛名を根拠にするというように、仕事を進める根拠はその元になる現物資料から直接確認して、裏付けを取って進めると思い違いの失敗を防ぐことができる。日付や時刻は一日に何度も確認する情報なので、こうした公準を腕にはめて持ち歩けることで確認動作が省力化され、業務効率をあげる確かな強みとなっている。