1. 支払日

支払日

事業者は一定期間ごとに締め日を設けて事業活動から生ずる支払請求に応じている。それらが原価となり、果実としての売上の確保につながっている。そうして入金日の後に支払日が来るような資金繰りの循環も確保しながら、例えば月末締切で翌月15日払い等という約束をして、締め日までに到達した請求書に基づいて、現金、振込、小切手などの方法で決済をする。

この約束の決済日を支払日という。土日と重なる場合には前倒しか後ろ倒しにすることはあるにせよ、1日でも早く支払ってもらえる期待をもたれては、取引の度に交渉が必要になってしまう。親切心から出たことでも、却って無駄な気疲れを生むことになる。規則性を維持して、支払日を守ることが効率を生み、お互いの利益につながっている。