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ステッドラーシルバーシリーズについて

ステッドラー本体ステッドラーはドイツの製図用の筆記具のメーカーのように思うのですが、このシリーズにはJAPANと書いてあります。もともと、筆記具とは人間の思考の補助具であることから、手になじむもの、使い捨てでないものを選びたいと考えます。

例えば、勉強に使う方であれば、長時間にわたる長期間のことですから、その過程に終始寄り添い、使い込むほどに手に馴染む本物の筆記具を手にしたいと思われるでしょう。

できるだけ長期間の使用に耐えるためには、主要な部分が金属製である方が良いと思います。しかし最近そういう筆記具が少ないため、必然的に製図用の筆記具に目が行くことになります。シルバーシリーズは、本体がアルミ製で、ノックする部分もアルミ製です。ペン先はおそらく通常の筆記具にあるような素材(真鍮などにメッキを施したもの)でしょう。そして分解できる部分まで分解すると、内部の芯の送り出し機構についても金属製であることが分かります。

ところで、このシャープペンは金属製なため、少し重いです。しかしグリップ部分に重心を置いているため長時間使用時の重心バランス上の違和感がありません。アルミ製のグリップ部分に磁石を近づけると引き寄せられるので、内部に重さのバランスを取る鉄のおもりがあるように思います。

分解されたステッドラー数ヶ月使ってみると、私が使っているシャープペンの個体において難点を感じました。芯送り出しを確実にするためのラバー部品の不調です。ノックをして芯を送り出した後、戻りのストロークで芯が戻ってしまうようになってしまいました。最初はとまどいました。しかしこれを回避する方法があります。それは芯の送り出しをひとさし指の腹で受けることです。送り出された芯を指で受ければ、戻りません。そうこうして使っているうちに、その症状も改善されつつあります。もう一つ、このシャープペンはグリップ部分がアルミで滑り止め加工が施されているため、使い方によっては爪がすり減ります。爪切りのヤスリのような具合です。ですので爪を大事にされる女性には不向きだと思います。

昔、聞いた話では、マルスマイクログラフという今は廃盤となったシリーズを大切に使っていた人が、芯送り出しを確実にするためのラバー部品がダメになって、ノック時に芯が滑り出すようになったため、部品を取り寄せられないか会社に尋ねたそうです。そのときの会社の答えは、廃盤なので部品はありませんというものだったそうです。しかし、製品をこんなに大切に使って下さってありがとうございますということで、その当時の新しいモデルを送って下さったそうです。私はその話を聞く前からステッドラーを使っていましたが、それ以降シャープペンはステッドラーにしようと思っています。ものづくりの国の会社は心意気が違うというお話でした。

まあそういうわけです。STAEDTLER REGを買うか、シルバーシリーズにするか、悩む方があれば、私はシルバーシリーズをお薦めします。STAEDTLER REGはとても格好良いのですが、重心バランスが悪いという難点があります。シルバーシリーズはその重心バランスが改善されているモデルです。しかも普通に買えます。少々個性はありますが、そういう点も含めて使い続ける値打ちはあると思います。

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