1. 近視

近視

近視とは近くのものが見える状態で遠くが見え難いことをいう。

近くも遠くも見える状態は正常な視力を表しているので、遠くが見えにくいことを近視というのは裏返した言い方になっており分かり難い。

例えば目が見えにくいことを難視(なんし)と称して、遠くが見えにくいのであれば「遠難視」、近くが見えにくいのであれば「近難視」などと言うべきだったはず。

このように日本語にはどの立場から見ているのかわかりにくい言葉が多く存在しているため、直感的に何を表しているのかをつかむことが難しい。