蛇の皮

へびの皮を、財布に入れておくとお金が貯まるという言い伝えがあります。昔、私の親が、がま口財布にへびの皮を入れていました。しかし、そのような実証実験にもかかわらず、お金が貯まったという効果は見られないように思います。蛇は神の使いといわれます。

最近へびの抜けがらなど、目にする機会もないので、現代版人工へびの皮についてご紹介します。金融機関で、100枚のお札を束ねる帯があります。この帯は、お金を束ねるためのものであり、「財布からお金が出ていかない」とか、また、バンドですから「お金が回ってくる」というような意味に解釈できるおめでたい帯です。（おめでたいとは、そういう解釈ができる人の頭の中をさしていう言葉でもありますが…。）

そういうことですから、興味をもたれた方は、早速、会社の経理部門に足を運んで、「ちょっとお金の帯がほしいんやけど」といってもらって来ましょう。財布にいれるとお金が貯まるかもしれません。

帯も金融機関によって種類があります。また、通常は100枚単位にお札を束ねる帯が入手可能ですが、極まれに、100枚の束を10個単位で束ねるための帯が手に入ることがあります。特に一万円札で100万円の束を10個まとめるための、1000万円の帯（写真参考）等は、値打ちがありそうです。