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時計広告

朝、乗り物で通勤していた時は、出勤途上で、基準時間を見定めたいと思うことがありました。この場所で何時何分だったら間に合うという見きりをつけたいためです。それは、たいていお店の中にある時計であったりするのですが、なかなかよいポイントがありませんでした。乗り物に乗っていると両手がふさがっているため、腕時計を見る余裕はありません。また、それが自動車であっても、自動車についている時計はたいてい正確ではありません。通勤途上の、ある地点の時計を見ることは「この場所でこの時刻」という場所と時間を瞬時に関連づけて認識できる不思議な効果があります。これは自分が身につけている腕時計では体感できない高い認識です。

広告看板の中には、そういう人の心理に基づいた時計付きのものがあります。この時計がたいていは狂っていたりするのです。もう、今の時代、時計付きの看板なんて、はやらないという考えもあると思います。しかし絶対に正確な時刻を表示するということは、その視線が集まる地点に広告を表示できるという効果にとどまらず、常にビジネスマンの時間の基準地点となるという社会貢献という効果をみることも必要だと考えます。ビジネスにおける定型句に「いつもお世話になっております。」がありますが、こういう常に受ける恩に対して、あの会社はいつも正確な時刻を表示してくれているという意識は少しでも生まれるものです。もしも、その恩を返す局面があるとすれば、100円で、2種類のドロップスが売っている。一方は、時計を設置しているメーカーの製品だとしたら、私は迷わず、その恩を返す選択をすると思います。小さいことですが、非常に重要なことだと思います。

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