1. 公冶長第五(105)N

公冶長第五(105)論語ノート

子路有聞。未之能行。唯恐有聞。

子路、聞くことあり。未だこれを能く行わざる。唯だ聞くことを恐る。

子路は聞くことがあり、未だこれを能く行えないときは、唯だ聞くことを恐れた。

現代においても、人は能く解っていないことを質問されることを恐れる。そういう心境は存在する。ただそのことが論語の時代からあったという意味だと思う。