1. 憲問第十四(363)N

憲問第十四(363)論語ノート

子貢方人。子曰。賜也賢乎哉。夫我則不暇。

子貢人をたくらぶ。子曰く。賜や賢なるかな。それ、我はすなわち暇あらず。

方は「た比ぶ。(たくらぶ。)」で比べるの意味。賜は子貢の名。夫我は陽貨第17(439)の「夫召我者」の用法に通ずると考える。「夫我」で「それ我はすなわち暇あらず。」という程度の考え方でどうだろうか。