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大文字五山送り火:船形の図形について

大文字五山送り火の五山の内、船形と、鳥居形が文字でなく、図形です。しかし、鳥居については、その上が長いか下が長いかで判断の違いもあることですが、基本的に前から見た鳥居に違いありません。しかし、船形については、少し話しが違うのです。

私は、個人的にずっと最近まで、船形の図形は、七福神の宝船のように、前から見た船であると、思ってきました。よく船形の図として新聞などに紹介される場合にも、ちょうどきれいな栗のような形に図案化されています。そういうことですから、私は、10年くらいは、船形は前から見た船であることに疑いを持つことすらありませんでした。現に数あるウェブサイトなどで紹介される場合も、それが別に前からであるとか横からであるとかいうような議論は無いように思います。

ところが、実際に船山に登り、興味関心を持った目で京都新聞社のウェブサイトの写真を見て、グーグルマップのサテライト表示を見るなどすると、どうも、これは前からではなく、横から見た図に違いないと思うようになりました。実は、前から見た船といえば、七福神の宝船ですが、五山と七福神との関わりでも興味深いことがあります。妙法の法のふもとには、松ヶ崎大黒天があり、鳥居形のふもとには、護法堂弁財天があります。船形が照らす向かいの山は、西賀茂毘沙門山であり、大文字山を目指す山科側には護法山毘沙門堂があったりします。左大文字は、知りません、、、。

これはどうも、東北東に向いて進む船を横から見た図に見えます。ちなみに、別の方に尋ねてみると、横から見た船だと思っていたとのこと。あなたはどうみえるでしょうか。
大文字五山送り火:船形の図形について紹介
説明 写真
上賀茂神社の前のロータリーから西に進むとすぐに賀茂川にでます。そこに架かる橋ですから、御薗橋と思われますが、その東詰から撮影した船形です。ここに船形がわかりやすいように赤で線を引いてみます。 御薗橋より船形を臨む 船形に赤で線を引き図形を表示
船形の図形は、左の写真のように、栗の形に描かれることが多いです。しかし、実際には、右のように、三日月形の船に左(後部)よりのマストを持った船を横から見た図に見えます。ただし、この図形も正確ではなく、実際の図形は、船尾が突き出ているようです。実物は京都新聞社のウェブサイトを参照して下さい。 栗の形の船形 横から見た船形

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