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「じいじ」と「ばあば」

「じいじ」と「ばあば」とは、爺(じじ)と婆(ばば)の幼児言葉です。もっぱら血縁関係の「おじいさん」「おばあさん」を表現するために、2006年時点においても広く使われていました。しかしながら、どうしても「じじい」「ばばあ」を連想させる言葉でもあります。例えば保護者から見て、実父母に対してなら、「じじい、ばばあ」の隠語の側面を有していても、フランクな愛情表現として済ませることができます。しかし一方で、配偶者の父母に対して発せられる場合には「じじい」「ばばあ」は避けたいとも思ってしまいます。

ところが一方で、義父、義母の心理はどうでしょうか。それぞれ義理の息子、義理の娘の前では、孫に対して、自分が「じいじ」であり「ばあば」であると、表現したがる傾向にあるように見えます。それらは、「私らは所詮じじいであり、ばばあである」という謙譲表現ではないでしょうか。裏返しに尊重を求めるメッセージを読み取る必要はないでしょうか。義理の息子、義理の娘の立場からすると、そういう心理を斟酌して、やはり、より適切な表現を検討したいところです。

2016年5月14日に放送された「ズームイン!!サタデー」というテレビ番組の「マイハウスルール」を紹介するコーナーで「グーママ」、「グーパパ」という呼び方が紹介されていたことを伝え聞きました。それぞれグランドマザー、グランドファーザーを省略した愛称だそうです。日本人の聞き方では、グッドママ、グッドパパにも通じており、好感が持てます。ちなみにそれを日本語化すると「大父(おおとう)さん」、「大母(おおかあ)さん」とでも言うべきところでしょう。結論としては、「グーママ」、「グーパパ」。もしくは「おーとー」、「おーかー」などに切り替えてはどうでしょうか。

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