1. 大文字五山送り火:妙

大文字五山送り火:妙

松ヶ崎西山にある大文字五山送り火の「妙」は、登山禁止の山です。という事実は、京都新聞社のWEBサイトに書いてありました。松ヶ崎東山の「法」と一組で一山と数えます。8月16日には、京都市内に妙の字を浮かび上がらせる重要な役割を果たしている山です。「法」と同じく、山頂から市内の眺望はすばらしく、山というよりも、傾斜地ですが、京都市内の南北高低差によって、妙を映し出せる「妙」な山といえます。「妙」も宝が池公園の構成部分ですから、登山解禁を望みます。

松ヶ崎西山:妙の紹介
説明 写真
まずは全体像をご紹介します。妙は宝が池球技場からよく見えます。大文字山からみるとよくわかりますが、やはり山の裾の部分にあることがわかります。 宝が池球技場より妙の山 大文字山から妙の山
下から眺めても、わずかな面積であり、まさに傾斜地です。 妙の山 妙の山 妙の山 妙の山
写真では、わかりにくいですが、左側が女偏、を山の下から眺めたところです。右側が「少」を山の上から眺めたところです。グーグルマップをサテライト表示にすると、まさに妙と読めることがわかります。 女偏 少
この火床が、少ないの頂点です。法の火床と同じく、鉄の箱を緑色に塗ったものです。写真の岩は法の山のものと少し違うように思います。別の場所には、表面に錆がういたような岩もあり、松ヶ崎経ヶ谷近辺にも同じような岩がありましたので、基本的には、一帯が同じような地質なのでしょう。 少の頂点 岩の形状
少ないの頂点付近から、京都市内の眺めです。眼前には、宝が池球技場、スポーツ広場が見えます。これらスポーツ施設も宝が池公園の構成部分です。 もう一枚の写真は、下からのアングルです。 民家の間を通る道 田んぼの間を通る道
女偏の頂点付近から西を見ると、わずかですが、五山の船形が見えます。その他、火床付近に咲いている花、また狐坂の車道工事中の写真も、一部掲載します。 船形 花 工事中 工事中
こちらは女偏の火床です。わかりづらいですが、くの字のイメージが伝わるでしょうか。 女偏火床 女偏火床
女偏火床の階段を上ります。最上部の火床は、地上から少し高いところにあります。これが女の頂点です。 火床の階段 女の頂点
妙の頂点から見た、京都市内。広く全体を見渡すことができます。法と同じく見通しが良いのは、送り火のために山肌の木を全て、切り倒しているためでもあります。 妙の頂点は、市内を一望できる絶景ポイントです。