1. あるいてゆこう保昌山のちまき

あるいてゆこう保昌山のちまきβ

保昌山のちまきの紹介です。保昌山が出す厄除けちまきには保昌山の護符が付いています。「縁談成就の護符」ということです。ちなみに「えんむすび」とは縁談成就の意味があり男の人と女の人が一緒に保昌山を訪れるのは、そのためなのです。しかしながら良縁を願うのも「えんむすび」の目的ですから一人で出かけるのも道理にかなっています。

あるいてゆこう保昌山
保昌山ちまきの説明 保昌山ちまきの写真
保昌山のちまきは護符付きで売られています。護符だけでも売られていたように思いますので、ちまきは玄関に飾り護符は手元に置いておくのだと思います。 袋に入った保昌山のちまき 保昌山のちまきと護符
護符と、ちまきとに飾られた赤い花は梅の花で、梅の枝が平井保昌と和泉式部の縁を結んだという話にちなんでいるようです。ちまきは梅の花が飾られている以外は他の山鉾のものと違いはありません。 保昌山のちまきと護符の表側 保昌山のちまきと護符の裏側
保昌山のちまきには「蘇民将来子孫也」の文字は記されていません。ちまきは十本一組です。一緒に入っている紙片は護符の説明で、ちまきの説明ではありません。「祇園祭中に限り縁むすびの護符として、広く授与せらるヽの所以なり」と記されています。 保昌山のちまきを下から見た所 保昌山の護符の説明書