1. 黒主山の風景・第三番

黒主山の風景・第三番

黒主山の紹介です。巡行時に雨の日仕様の胴掛は黒く、山の印象を引き締める役割を果たしています。これはこれで良いといえます。黒主山の上には色鮮やかな桜の造花が飾られており巡行後に頂いて、これを戸口に挿すと悪事が入ってこない御利益があるそうです。

あるいてゆこう黒主山
黒主山の説明 黒主山の写真
黒主山の巡行風景です。四条河原町に到着した旗手の後ろには竹の棒を引きずる役どころの方が二人おられます。待機中にはその竹の棒を打ち違いにしています。 四条河原町に到着する旗手 黒主山の旗手
巡行風景で山の見送が見える理由は、黒主山が四条河原町において鉾の辻回しのように見せ場として本来なら回る必要が必ずしもないところ厚意によって回って下さっているからです。 辻回しをする黒主山 黒主山の見送
山には、大伴黒主が見上げる桜の造花が立てられています。山鉾巡行の季節が春なら本物の桜が飾られることでしょう。この造花は玄関に挿して、厄除けとするようです。 この山の角度から判断すれば、少なくとも一回転以上しています。 巡行する黒主山
2006年の巡行では黒主山も雨の日仕様でした。山の真松をよく見ると黒主山の松の枝にも鐘が二つぶら下げられています。 山を舁く人は黒い笠をかぶっています。 真松には鐘が二つ