1. マグカップの洗い方

マグカップの洗い方

マグカップのけがのイメージ

マグカップとは持ち手付きの湯飲みのこと。陶製のものが多いが、金属製のものもある。この取っ手付きの陶器の扱い方について、最近になって基本的な理解を得ました。

これまで、洗剤のついたスポンジたわしでマグカップを洗う際には、飲み物を飲むときのように取っ手をもって湯飲みの内側や外側をこすっていました。そういう洗い方を長年してきたのです。

ところが、先日、同じようにマグカップの取っ手をもってスポンジで洗っている際に、突如、取っ手が断裂してマグカップがシンクに落ちました。取っ手を持っていた人差し指と薬指の皮膚が陶器の断裂面でざっくりと切れてしまいました。

そこで気が付いたのです。だいぶん以前にも急須を洗っていて、持ち手が取れたことがありました。つまり陶器の持ち手は、普通に茶器として使う程度の強度しかないということです。洗う際にかかるような力のすべてを受けとめるだけの強度はないのです。もしもそういう洗い方をしていれば、断裂のおそれがあり、ひどい場合には神経も切断してしまうほどの傷を負いかねません。

今回は、幸いにも指先の感覚があるため、日にち薬で治るでしょう。不幸中の幸いです。こういうことは一見当たり前のようですが、ご存じない方も多いはずです。マグカップを洗うときには取っ手をもって洗ってはいけません。取っ手はもろいのです。どうぞお気を付けください。