1. 役行者山の風景・第四番

役行者山の風景・第四番

役行者山の紹介です。山鉾巡行において雨は避けて通ることのできない悩みでしょうか。動く美術館といえるほど貴重な懸装品類を持つ山鉾なら、なおさらです。役行者山でも、その雨の苦労が表れていました。

あるいてゆこう役行者山
役行者山の説明 役行者山の写真
役行者山の巡行風景です。まずは旗手が四条河原町に姿を現します。続いて朱大傘を山の上に二つ立てた役行者山も到着しました。 四条河原町に到着する旗手 役行者山の到着
役行者山の舁手の衣装は珍しい趣向で白黒の縦縞のものです。頭には黒い笠を被っています。 巡行する役行者山 巡行する役行者山
山には金幣が四隅に立てられています。山洞は他の山と比べて大きめです。中に役行者が座すためです。朱大傘の下には向かって左に一言主の神が居り、右側には葛城神が居るはずなのですが、あいにくの雨で姿が見えません。 朱大傘二本に金幣四つの役行者山 欄縁や、懸装品類は本番用のようです。
2006年の巡行では雨のため一言主神と葛城神は山の上に居られませんでした。役行者さんは山洞の中に座して居られる様子。また真松には鐘が三つぶら下げられていることが分かりました。 一言主神と葛城神はお休み 真松には鐘が三つ