1. 機械化

機械化

機械化とは何か。人の果たす役割を機械の処理に置き換えて行くこと。何のために?それは省力化ではない。それまで人が行っていたことを形として社内に蓄積すること。機械で再現することで失われないようにすること。機械化すると人件費を支払うよりも総合的にみて節約になるという。しかし着目点は、そこではない。大切な論点は、人を雇ったとしても仕事を覚えた頃に辞めていく場合があるということ。そのとき社内には何も残らないということ。それならば機械化して作業の仕組みを社内に蓄積するほうがよいという意味。小規模事業者においては人がもっとも大切な財産といえる。だからこそもっとも難しい人の確保と同じく、機械化をすすめなければならない。その仕組みは将来に事業を引き継いでゆく土台となりうる。