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いっぽどうちゃほ

いり番茶のパッケージ京都の方にとって、贈り物にしたいお茶といえば、一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)のお茶でしょうか。暮らしの中で飲むお茶としては「いり番茶」です。

ところで、この「いっぽどうちゃほ」。私の場合、読み方に迷うものでした。なんとお読みして良いのかさまざま悩みました。生活に根ざした愛称かもしれませんが、「いっぽうどう」とおっしゃる方も多くおられます。お店の方にお尋ねいたしましたところ、1846年、今から160年前の読み方は、さだかではないものの現在は「いっぽどうちゃほ」と、登録させていただいておりますということでした。一保堂茶舗として公式に読みを記載しておられるページもありますので、ご確認下さい。

さてこの一保堂茶舗の「入り番茶」。独特のスモーキーフレーバーで、おいしいお茶です。初めて口にされると煙臭く感じる方もあるようです。この辞書ページの作成当時(2006年頃)にお聞きしたお話では、「いり番茶」が品薄状態で、当時のウェブサイトの商品リストにありませんでした。おいしいものが煙臭いというのは興味深いお話ですね。

この一保堂の寺町二条本店にある喫茶室「嘉木(かぼく)」は、店員さんに教えてもらいながら、自分でお茶をいれることができるのです。しかも、京都の有名な和菓子やさんのお菓子付きです。一保堂さんが選んだおいしい和菓子と茶葉等を含めて、とても良心的な価格です。これはお茶の楽しみ方を伝えるという趣旨で取り組んでおられることと思います。とても好感がもてます。

ところで一保堂の商品の中に、「宇治清水」というグリーンティの粉末があります。この粉末と葛粉を混ぜて、お抹茶の葛仕立てを作ることができます。「宇治清水」と本葛でおいしくいただくことができます。昔、小児科の先生からお聞きしましたが、子供が風邪をひいた時には、葛を飲ませるとよいそうです。葛は漢方の解熱剤、葛根なのだそうです。

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