自由に発展する日本語辞書

最終更新日:2021年05月08日

ひとつひとつの言葉を定義付けてリンクさせてゆくと、少しずつですが、ものの見方、考え方が構築されてきます。それはあたかも元素と化合物との関係のようであり、元素の領域にあたる辞書編纂作業自体は無味なものでありながら、それらをリンクさせてくると、なかなか面白いことも起こってくると考えています。そういったところが辞書型ブログの面白さかもしれません。

鍋の取っ手の図 鍋の取っ手:鍋の取っ手とは、調理に使いやすいように鍋に取り付けられた持ち手をいう。使いやすいとは何か。鍋はコンロに掛けると熱くなり、素手で持つことができない。いちいち鍋つかみを使うことも煩雑です。だから熱が伝わらない木製か樹脂製の取っ手が良いとされます。木製は水で濡れる鍋の宿命として傷みます。持ちやすい形状にするにも加工に手間が掛かります。同質の材料の調達にも難があります。しかし樹脂製なら最適な形状での成型が容易でコストも抑えられます。耐水性もあります。だから樹脂製の鍋の取っ手は極めて合理的といえます。それが合理的なのであれば、樹脂製を選択するべきことになります。

礎石 礎石について:山鉾町の礎石の特集です。祇園祭の頃は観光客で混雑していますが、ふだんの京都のまち歩きをする際に、さりげなく祇園祭を感じることができれば楽しいと思います。山鉾町礎石の特集

子 論語の省研究:「現代語訳 論語」という本があります。岩波現代文庫の一冊で著者は宮崎市定先生です。論語の読み方は、かつて歴史の中に失われており、後の世に解釈されて今日の姿に定まるなかで、もとの意味が行間に塗り込められてしまったことを知ることができます。多くを解き明かしておられる宮崎先生の本を読むことで、論語の読み手としてのアプローチがあっても良いと思えてきます。自由に読み、こう述べて欲しいと読み、そうは言わないはずだと読む。こうして生きながら考えて自分なりに読んでみたことを論語の省研究(しょうけんきゅう)として公開しています。論語の省研究

思い立っては新たな項目を付け加えつつ、その他の特集の過去ログはフッターにリンクを設けています。このサイトは、それぞれのページについて、意味のあるように心がけて編集していますので、トップページから、それぞれのリンク項目を参照下さると幸いです。また、わかりにくいですが、「あ」、「い」などの、索引文字にもそれぞれの辞書ページへのリンクを設定していますので、ご利用下さい。よろしくお願いいたします。(辞書編集者)